三菱ふそうトラック・バス株式会社様
導入事例

従業員への健康投資のためのカウンセリングを!
メンタルヘルス関連疾患による病欠者の人数低減

三菱ふそうトラック・バス株式会社

人事本部 人事企画部 安全衛生 ヘルスケアセンター 統括産業医 小笠原隆将 さま
人事本部 人事企画部 安全衛生 ヘルスケアセンター 看護師 道岡弥生 さま
人事本部 人事企画部 安全衛生 ヘルスケアセンター 保健師 木下尚映 さま
人事本部 人事企画部 安全衛生 ヘルスケアセンター 保健師 二ノ宮孝之 さま
 三菱ふそうトラック・バス株式会社さまは、トラック、バスの開発・製造から販売や整備、また産業用エンジンの製造を行っています。

 今回は、神奈川県川崎市の本社にて、三菱ふそうトラック・バス株式会社従業員の健康管理と、その施策の企画立案・施行を担当されている統括産業医の小笠原さまと、健康管理スタッフの道岡さま、木下さま、二ノ宮さまにお話を伺いました。

 

背景

 

  •  全国各地で勤務している従業員に公平にカウンセリングを受けられる体制を整えたい
  • 休復職者支援を行いたい

 

決め手

 

  • 「出張面談」に対応しているので、カウンセラーが全国の拠点に訪問してくれる
  • 休復職者支援に対応している
効果
  • 販売部門におけるメンタルヘルス関連疾患による病欠者の人数が低減した
  • 休復職者情報を総合的に管理することができるようになった
  • 社内の休復職制度が管理職や従業員に浸透し、円滑に運用できるようになった

 

導入背景 ー公平性も考慮した体制整備ー 

全国の従業員にカウンセリングを受けられる体制を

 当社はトラックやバスの製造部門、メーカー部門、輸出入を行う部門の拠点が計5か所、そして販売や整備を行うディーラー部門が北海道から鹿児島まで全国にあります。保健同人フロンティアには、これら全国各地で働いている従業員の休復職支援やカウンセリング相談を委託しています。
健康管理部門が本社である川崎市に集約しているため、本社以外で勤務している従業員にも健康管理のサービスを提供できることが公平性の観点で重要だと考えています。

 保健同人フロンティアのEAPサービスを導入する以前に、他社のEAPサービスを利用したことがありましたが、利用実績がかなり低く一年で解約したことがありました。
委託先に望んでいるのは、「全国でカウンセリングを受けられる体制」と「英語でカウンセリングを受けられる体制」の二点でした。他社と比較したところ、休復職者への支援についてもサービス対応していることも他社にはない点でした。

導入後の効果 ーメンタルヘルス関連疾患による病欠者が20%低減ー

従業員の休職者情報を総合的に管理していく

 EAPサービス導入以前は、地方拠点で働いている従業員の休職情報を把握しにくいという課題がありました。保健同人フロンティアのカウンセラーが間に入ってくれることによって、休職者のピックアップがしやすくなり、全国の従業員の休職者情報を健康管理部門で把握し総合的に管理することが可能になりました。2021年にはディーラー部門担当の非常勤保健師を配置するようになり、さらに密に休復職者のフォローを行えるようになりました。このような連携体制をとることによって、直近2か年では販売部門におけるメンタルヘルス関連疾患による病欠者の人数が20%低減しました。
 休職者の上長に対してもカウンセラーが直接対応してくれることで、休職者本人の状況を把握することができるため、主治医の診断書とともに復職を判断する際の情報の一つにもなっています。短期間で繰り返し休職していた人もいましたが、今では少なくなってきました。「困ったことがあったらカウンセラーに相談する」という理解も広がっています。訪問してくれるカウンセラーが固定化しているので、従業員にとっても継続したカウンセリングを受けられるという点で安心感もあると思います。
このようにEAPサービスと休復職支援サービスを導入し活用したことがきっかけで、社内の休復職制度自体も管理職や従業員に浸透し、円滑に運用できるようになったと思います。 

 ほかにも、地方の拠点で勤務している従業員のカウンセリング状況を連携してもらえることで、統括産業医として全社対応の必要のある組織課題について経営層等にフィードバックすることが可能になりました。

運用

定期的な周知によって認知度向上へ

 階層別の教育(新入社員研修・昇格時教育・管理職教育)、ストレスチェック時、人事広報メール(月1回)で周知をしています。新入社員や中途社員にもリーフレットやカードを配布しています。
保健同人フロンティアから月1回配信されるメールマガジンは、安全衛生委員会の資料としても活用しています。

今後について ー従業員のウェルビーイング推進が会社の成長へー

従業員への健康投資のためのカウンセリング

 当社は、全社の安全衛生方針のなかで「社員の安全と健康の確保はすべてを優先する」というミッションを掲げています。
その中で、2023年から健康管理部門と人事部門で、健康経営や健康投資について「法制度、体制面、教育面」の三本を柱とし情報発信を開始しました。
当社が掲げる「こころとからだの健康づくり計画」では、保健同人フロンティアには計画を推進する1ピースを担ってもらい、「従業員への健康投資のためのカウンセリング」をお願いしたいと思っています。従業員だけでなく管理職への教育という面でも、特に地方拠点の対応について一緒に考えてもらえると嬉しいです。

 保健同人フロンティアとの協力を通じて、従業員のウェルビーイングを推進することで、会社の成長につながっていくことを期待しています。

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