EAPサービスの導入にかかる費用について知ろう!効果を得るために重要なこと
EAPサービスは、従業員の心身の健康を支援し、生産性の向上に期待できます。しかし、EAPサービスの導入を検討する際、費用面での不安を抱える方も多いのではないでしょうか。
この記事では、EAPサービスの導入にかかる費用と、効果的な活用方法について詳しく解説します。
目次[非表示]
- 1.EAPサービスとは
- 2.EAPサービスの利用にかかる多様な費用
- 2.1.初期費用
- 2.2.従業員一人あたりの料金
- 2.3.オプション料金
- 2.4.会社向けのプラン料金
- 3.EAPサービスの利用で費用対効果を得るために重要なこと
- 3.1.費用とサービス内容の確認
- 3.2.EAPの導入で達成するべきKPIの設定
- 3.3.従業員に利用してもらいやすい環境づくり
- 4.自社に最適な費用でEAPサービスを導入するなら『現場型EAPカウンセリング』
- 5.まとめ
EAPサービスとは
EAPサービス(Employee Assistance Program)は、従業員の心身の健康や生産性向上を支援するプログラムです。
具体的には、職場の人間関係、キャリアの悩み、メンタルヘルスの相談など、幅広い分野での支援の提供が可能です。
EAPサービスの導入により、従業員の健康維持や職場環境の改善、会社全体の生産性向上につながります。近年、健康経営の重要性が高まる中、多くの会社がEAPサービスを活用しています。
EAPサービスの利用にかかる多様な費用
EAPサービスを利用する際には、さまざまな費用がかかるため、ここではEAPサービスの利用にかかる費用項目について解説します。
初期費用
EAPサービスの導入時には、システムの構築や初期設定に費用がかかる場合があります。この初期費用は、サービスを提供する業者によって異なり、数十万円から数百万円程度の幅があります。
ただし、初期費用が不要なサービスも存在するため、複数のEAPサービスを比較検討することが重要です。初期費用の有無は導入を決める際の重要な判断材料となるでしょう。
従業員一人あたりの料金
多くのEAPサービスでは、従業員一人あたりの月額料金が発生します。
この料金は、サービスの内容や利用可能な相談回数などによって異なりますが、一般的に月額100円から500円程度です。
従業員数が多い会社では、この従業員一人あたりの料金が全体のコストに大きく影響します。したがって、自社の規模に適した料金プランを選択することが重要です。
オプション料金
EAPサービスには、基本料金に加えてオプションサービスの料金が発生する場合があります。
たとえば、対面によるカウンセリング、休職者の復職支援、ストレスチェックの実施などが追加料金のオプションとして提供されることがあります。
これらのオプションサービスは、会社のニーズに応じて選択できるため、必要性を十分に検討したうえで導入を決めましょう。
会社向けのプラン料金
EAPサービスを提供する業者の一部では、会社の規模や利用するサービス内容に応じたプラン料金を設定しており、プランの選択が可能です。
たとえば、従業員100人未満の小規模な会社向けの基本プランや、1,000人以上の大規模な会社向けのカスタマイズプランなどがあります。
これらのプラン料金を活用することで、自社のニーズに合わせた最適なEAPサービスを選択できる可能性があります。複数のプランを比較し、費用対効果の高いものを選びましょう。
EAPサービスの利用で費用対効果を得るために重要なこと
EAPサービスを導入する際は、単に費用を抑えるだけでなく、高い費用対効果を得ることが重要です。
ここでは、EAPサービスの利用で費用対効果を得るために重要なことについて詳しく解説します。
費用とサービス内容の確認
EAPサービスを導入する前に、提供されるサービスの内容と費用を詳細に確認することが重要です。具体的には、電話相談や面談の回数、専門家によるサポートの内容などを把握しましょう。
また、サービス内容と費用の関係性を理解することで、自社にとって本当に必要なサービスを選択できます。
さらに、不要なオプションを省くことで、コストを抑えつつ効果的なEAPサービスの導入を実現できます。
EAPの導入で達成するべきKPIの設定
EAPサービスの導入効果を測定するためには、具体的なKPI(重要業績評価指標)を設定することが重要です。
たとえば、従業員の離職率低下や生産性向上、メンタルヘルス不調による休職者数の減少などがあげられます。
このようなKPIを定期的に評価することで、EAPサービスの効果を可視化できます。
また、効果が見られない場合は、サービス内容の見直しや利用促進策の検討につなげることが可能です。
従業員に利用してもらいやすい環境づくり
EAPサービスの費用対効果を高めるためには、従業員への周知活動や、利用しやすい環境づくりが欠かせません。
サービスの存在を知らない、または利用方法がわからないという理由で、せっかくのEAPサービスが活用されないケースも多く見られます。
そこで、定期的な説明会や社内のネットワークでの情報発信などを用いて積極的な周知活動を行いましょう。
また、EAPサービスの利用に関する相談窓口を設置するなど、従業員が気軽に利用できる環境を整えることも重要です。
自社に最適な費用でEAPサービスを導入するなら『現場型EAPカウンセリング』
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自社に最適なEAPサービスを導入したいという方は、ぜひお気軽にご相談ください。
まとめ
この記事では、EAPサービスの導入にかかる費用について、以下の内容で解説しました。
- EAPサービスの概要と重要性
- EAPサービスの利用にかかる費用項目
- EAPサービスの費用対効果を高めるためのポイント
EAPサービスは、従業員の健康維持と生産性向上につながる重要なサービスです。
EAPサービスを利用するにあたって、初期費用や従業員一人あたりの料金、オプション料金、会社向けのプラン料金など、さまざまな費用がかかります。
EAPサービスの利用で高い費用対効果を得るためには、費用とサービス内容の事前確認や達成するKPIの設定、従業員がEAPサービスを利用しやすい環境づくりを行うことが重要です。
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