株式会社ベネッセスタイルケア様
導入事例

外部相談窓口の設置で従業員満足度向上に!
顧問弁護士や産業医と並ぶカウンセラーの重要性を実感

株式会社ベネッセスタイルケア

労務部 M.Hさま
労務部 K.Mさま
 株式会社ベネッセスタイルケアさまは、高齢者向けの入居型介護サービスや在宅介護サービス、保育園や学童クラブの運営をされています。「自分や自分の家族がしてもらいたいサービスを提供する」という理念のもと、利用者様とそのご家族に寄り添い、地域に根ざしたサービスを提供することを目指していらっしゃいます。

 今回は、東京都の新宿本社にて、従業員の労務管理、健康診断やストレスチェックなどの健康管理全般を担当されているご担当者様にお話を伺いました。

 

背景

 

  • 従業員が安心して長く働ける環境を整備したい

 

決め手

 

  • 相談対応の品質が高いこと
  • カウンセラーが管理職の支援ができること
  • 人事労務担当者として対応に悩んだ時に相談ができること
  • ストレスチェックなど、社内のメンタルヘルス対策と連動したEAP活用を提案してくれること
効果
  • 外部相談窓口を設置することで従業員満足度が向上した
  • 従業員への個別対応が必要なケースに対し、専門的な見地からアドバイスを提供してくれた
  • 自分たちだけでは対応しきれないケースでは、専門職が迅速に対応してくれた

 

導入背景 ー従業員が働きやすい環境を作るー 

従業員のメンタルヘルスケアの充実を
目指して

 当社では、十数年前から従業員のメンタルヘルスケアを目的として、他社のEAPサービスを導入していました。当社の主な事業である介護サービス、保育サービスは感情労働を求められることが多く、労務部や上司・同僚からのサポートだけでなく、外部専門職からのサポートも必要になってきていました。特に介護は、24時間休むことなくサービスを提供していますので、常に利用者の方と向き合うことから、ストレスを抱えやすい仕事といえます。
また、職場の環境を整え、事故などを防ぐ観点からも、会社としてより充実したメンタルヘルスケアを行っていくことが重要であると考えていました。
そこで、従業員が働きやすい環境を作るために、外部のEAPサービスを導入し、社外にも相談窓口を設置することを考えました。

導入の決め手 ー相談対応の品質の高さや対応力ー

ベネッセグループのメンタルヘルスケア体制の統一と強化

 当社を含むベネッセグループでは、ストレスチェックの法制化にあわせ、グループ全体のメンタルヘルスケア体制の強化を目的として、ストレスチェックを統一して行うことになりました。その際、ベネッセホールディングスが中心となって選定を行った結果、保健同人フロンティア様のストレスチェックを採用することになりました。選定理由としては、グループ全体を一元的に管理できるとともに、グループ内の個社ごとの状況にあわせて柔軟な対応ができることでした。
 ストレスチェックの委託会社が決定した後、ベネッセホールディングスでは引き続き、EAPサービスの一括委託の検討を行いました。従来は、グループ内の規模が大きな数社のみがそれぞれEAP会社と契約している状態でしたので、規模の大小に関わらずグループ全社が同一のEAPサービスを受けられるようにするため、一括の委託契約を行うことになりました。
委託会社の選定基準としては、相談対応の品質が高いこと、カウンセラーが管理職の支援もできること、委託先で様々な相談の対応ができること、各社の人事労務担当者からの相談や依頼等に個別に対応できること等が挙げられました。
 保健同人フロンティア様は、この選定基準を全て満たし、ストレスチェックと連携したEAPサービスの利用促進施策なども提案してくれました。さらに営業担当の方が様々な疑問に真摯に対応してくれたこともあり、グループ一括で契約することとなりました。

得られた効果 ー離職・休職の防止と従業員満足度の向上ー

顧問弁護士や産業医と並ぶカウンセラーの
重要性

 第一に、従業員が社内では相談しにくいことを社外の窓口に相談できるという安心感が、離職や休職を防ぐことにつながっていると思います。
当社では毎月の入社者に、研修テキストとともにEAPサービスの相談窓口のパンフレット・カードを配っています。そこには、仕事や職場以外のプライベートなことも相談ができることや出張面談ができることも書かれていますので、入社時研修のアンケートでは「外部の相談窓口が設置されているので、安心して仕事ができる」という意見も多数寄せられています。利用人数の多寡を問わず、外部相談窓口を設置するということ自体が従業員満足度につながると考えています。
 ストレスチェックの際にも、従業員に複数回送信するメール上で相談窓口を案内することで、高ストレス者と判定されていない従業員のフォローもできるようになりました。
その他、社内報や社内イントラからも周知を行っており、個別に対応が必要なケースの場合は上司からその従業員に相談窓口の利用を勧めるケースもあります。また、管理職自身が部下の対応に困ったときにも、利用を勧めています。
相談受付の電話番号は一つなので案内もしやすく、従業員側からも相談しやすい仕組みになっています。また、カウンセリングの受付時間が長く、かつ土曜日も利用できるので、さまざまな働き方をしている当社の従業員にとって、相談しやすい環境を整えることができました。

 第二に、労務部として従業員への個別対応を行う際に、専門職に相談できることが非常に助かっています。カウンセラーは当社の業務内容、企業文化、従業員の特性をよく理解してくださっていて、そういった立場の方から専門的な見解を聞くことで、個人の感覚ではなく会社としての適切な対応を確認することができるようになりました。また、知見が蓄積され、労務部としての財産にもなっています。
カウンセラーは、顧問弁護士や産業医と同じように、専門的な見地からアドバイスを提供してくれる、なくてはならない存在です。

 第三に、自分たちだけでは対応しきれないケースや緊急度が高いケースのときに頼れる存在であることです。経営層からCISM(緊急事態ストレスマネジメント)の対応を求められたケースでも素早く的確に対応してくださいました。
他には、ハラスメント行為者向けのカウンセリングをしていただいたこともありました。ハラスメントについては、管理職に研修を実施することで理解を深めてもらうことはできますが、もし管理職が行為者となってしまったときでも、会社としてケアをしていくことが必要だと思っています。

 保健同人フロンティア様のサポートで助かっていることは、相談したことに対して迅速に対応していただける点です。営業担当の方も当社の業務内容や企業文化をよく理解してくださっています。見学の機会をいただけたこともありますが、保健同人フロンティア様の社内にあるカウンセリングルームはとても奇麗で、安心して相談ができるのではと思える環境であり、自信をもって従業員に勧められると感じました。

今後に関して ー労務トラブル防止のさらなる強化ー

メンタルヘルスケアをさらに充実させるための取り組み

 今後は、従業員が気軽に相談できる環境を、より一層整えていくことが目標です。特に管理職が、部下の対応に悩んだり・難しいと感じた場合に、EAPサービスを活用することによって、適切な対応をとれるようにすることで、労務トラブルの未然防止に努めたいと考えています。また、ストレスチェックのタイミングに合わせた周知も強化し、従業員のメンタルヘルスケアをさらに充実させていく予定です。休職や退職を未然に防ぐプロジェクトでも、EAPサービスの活用を促進していきたいと考えています。
また介護職等の専門職スタッフが、ホーム長や副ホーム長等の管理職に登用されることも多いため、専門職からマネジメント職へ転向するにあたって生じる悩みの解決に、適宜EAPサービスを活用してもらえるような周知もしていきたいと思います。

 保健同人フロンティア様に期待していることは、これからも一層当社への理解を深めていただくことです。現在もディスカッションの機会をいただいたり、他社の事例を共有していただいたりしていますので、今後もこのような情報交換の場を通じて連携を強化していきたいと考えています。

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