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第一生命保険株式会社
ストレスチェックを紙からWEB受検に切り替え
業務効率化を実現、膨大な事務負荷・作業負荷をゼロに!
高ストレス者からの面談希望数が倍増
集団分析の精度も向上し、新たなアプローチが可能になった
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第一生命保険株式会社
人事部 健康増進室 マネジャー 兼 健康保険組合 常務理事 吉留正さま
人事部 健康増進室 兼 健康保険組合 統括産業医 松下哲大さま
第一生命保険株式会社さまは、保障、健康・医療、資産形成・承継などさまざまな価値を提供する生命保険事業に取り組まれています。
お客さま並びに地域へ安心と健康をお届けすることで多様な幸せやQOLの向上に貢献することを目指し、そのための企業行動原則の一つに自社グループ全ての役員・社員の「健康増進」を据えています。
今回は、東京都江東区の豊洲本社にて、全社員の心と体の健康増進に関わる業務を担当されている吉留さまと、統括産業医の松下さまにお話を伺いました。
背景
社内のメンタルヘルス不調者が増加
し、対策が必要だった
ストレスチェックを紙ベース
で行っており、膨大な負荷がかかっていた
従来の方法だと受検から結果通知までに時間がかかり、
その後のアプローチがスムーズにできていなかった
決め手
同業他社でストレスチェックを行っている実績
がある
プレゼンテーションが専門的な視点から見ても的確かつ丁寧で、信頼できると考えた
最大の懸念であった
「紙からWEBへの切り替えによる受検率の低下」をカバーできる仕組みがある
サポート体制が充実
しており、安心して利用できると感じた
ストレスチェック後の集団分析を強みにしていた
効果
書類の配布や回収、受検状況管理等にかかっていた
膨大な時間と手間がゼロになった
機微情報である受検済みの用紙・受検結果用紙の管理や受け渡しが不要になった
高ストレス者からの面談希望数が倍増した
即座に受検結果が判明するとともに集団分析の精度が向上し、新たなアプローチが可能になった
導入背景
ー高ストレス者への迅速なフォローと業務効率化ー
ストレスチェックの改善と業務効率化が
必要だった
私たちが所属する健康増進室では、事業主による主導的な健康づくりとして、3つの柱
「疾病予防」「重症化予防」「メンタルヘルス
対策」
を推進することで、社員ウェルビーイングの実現に取り組んで
います。
私は、当室に所属している産業医、保健師といった専門職とも
協働しながら、取り組み全般や当社の健康経営の推進に関わっており
ます。
その一環として労働安全衛生法で定められた「ストレスチェック」を始めさまざまなメンタルヘルス対策を実施しており、保健同人フロンティアの「HoPEサーベイ」を利用しています。導入を決意した背景として課題が2点ありました。
1点目は、社内のメンタルヘルス不調者の増加です。
高ストレス状態にある社員に、より早く社内外の健康相談窓口を案内する仕組みが必要
でした。
2点目は、ストレスチェックにおける業務効率化です。従来、他社サービスを利用していたのですが
紙ベースでの実施となり、約5万名の
社員に受検用紙を配布・回収、そして受検結果用紙も配布していたため、膨大な事務負荷・作業
負荷
がかかっていました。準備から受検、
結果通知までの時間も多くかかり、高ストレス者へのフォローや集団分析結果の活用においても課題がある状態でした。そのため、サービスの切り替えにより2点の課題を解消したいと考えていました。(吉留氏)
導入の決め手
ー確かな実績と安心感と業務効率化の仕組みー
信頼に足る実績と提案、懸念をカバーできる機能が決め手に
切り替えにあたり他社サービスの比較検討も重ねましたが、
保険業界の企業に対してストレスチェックを行なっている実績がある
こと、プレゼンテーションが素晴らしかったこと
がきっかけでHoPEサーベイの導入に至りました。もちろん費用対効果の面を踏まえての判断ですし、広報等を通じて知名度があった点も印象が良かったです。(吉留氏)
プレゼンテーション内容は事業全体から捉えても、健康増進室長・産業医・保健師のそれぞれの立場から見ても的確なものでした。また、プレゼンテーション後に実務上の不安点などをお伝えすると、すぐに具体的な回答や改善提案をいただけました。
画一的なサービス案内に
留まらず、解決に向けて一緒に考え、きちんと対応していただけそうだと感じたことも決め手
です。
実は、初めてWEB受検を実施するにあたり、受検率が落ちてしまうのではないかと懸念していました。当社は他社へ出向している社員も
おりますし、70〜80代を含む幅広い世代の社員が働いています。業務用のデバイスが異なっていたり、スマートフォンを持っていなかったりすることから、細かな課題が出てくると予想したのです。(松下氏)
その点、
HoPEサーベイには分かりやすい受検画面が用意されていることや、運用支援サービスの活用により未受検対象者宛にリマインドをメール送信できることなど、カバーできる仕組み
がありました。実際、受検画面の操作に関する問い合わせは全くありませんでした。加えて、管理者画面の機能を事務担当者や実施者である産業医・保健師が利用することで、受検状況の進捗確認や受検結果をさまざまな切り口で分析できるため、その後の施策につなげやすいと感じました。(吉留氏)
導入後の効果
ー圧倒的な業務負荷の改善と高ストレス者の申出の倍増ー
社員向けの受検マニュアルを作成・
問い合わせにはチャットで対応
導入後は、社員が受けやすい環境づくりや各デバイスとの連携など社内システム関連の調整・準備から着手しました。さらに、
HoPE
サーベイのマニュアルをベースにした内勤職/営業職向けの受検
マニュアルを作成し、周知することでスムーズに運用できるよう工夫
しました。
また、なるべく各事業所の管理者に負担をかけないよう、未受検者の把握や受検勧奨は事務局で対応することとし、リマインドメールを
毎週送信することで受検率向上を図りました。
社員からの問い合わせはHoPEサーベイ内の受付窓口に加え、事務局でも社内用のチャットから受け付けられるようにしたこともあり、迅速な回答や共有が可能
になりました。もちろん、保健同人フロンティアの担当者さまが受検者
データの準備、受検案内メールや高ストレス者向け画面の内容など、当社側で用意すべき事項について、きめ細かくフォローしてくださったためスムーズに運用に移れたと感じています。
高ストレス者向けに相談窓口をご案内するメール送信についても、かなりの対象者数であったにも関わらず速やかに柔軟にご対応いただき、円滑に運用できました。(吉留氏)
紙の配布や回収等にかかっていた膨大な時間が
ゼロ
に
従来の方法ですと
各事業所での受検用紙の受け渡し・配布・回収・受検状況管理等に膨大な時間を要していましたが、HoPEサーベイの導入により削減
されました。もちろん、携わる私たち事務局の時間も、同じく削減されたこともあり、他の業務に注力できるように
なりました。
また、
回答済みの用紙や受検結果用紙は機微情報になりますので、その管理や受け渡しが不要になったことは業務効率化とともにリスク軽減
につながっています。(吉留氏)
受検結果の集団分析から新たなアプローチが可能に
約1カ月かけ、HoPEサーベイでストレスチェックを実施し、健康増進室メンバーが管理者画面を活用し所属単位等でのデータ分析、
そして産業医・保健師による高ストレス者との面談を行いました。データ化により
これまで以上に細かい単位で集団分析できるようになったことから、産業医・保健師が健康リスク度の高い所属のライン管理職にヒアリングをするなど、従来できていなかったアプローチが可能
に
なりました。HoPEサーベイの利用で、当社のストレスチェックの活用度のステージが一段上がったと考えています。結果がすぐに出るため
高ストレス者自身のセルフケアにもつながりやすくなりましたし、
相談や面談希望数はおよそ倍
にまで増えました。これはWEB受検後、
高ストレス者向けに相談窓口等をご案内するメールを追加で送信するなど、希望者が手を挙げやすい仕組みを実現できた効果もあると
思います。(吉留氏)
今後の方針
経年分析を継続し、より良いメンタルヘルス対策を講じていく
HoPEサーベイの追加設問を利用し、アブセンティーズム・プレゼンティーズムの社員アンケートも開始しました。また、保健同人フロンティアから年1回の活動報告をいただけるので、施策の振り返りにもつながっています。(松下氏)
ストレスチェックの結果も含め経年分析を継続していくことで、当社のメンタルヘルス対策のPDCAサイクルをしっかり回していきたいと
考えています。同業他社との比較を含めた当社のメンタルヘルスの現状分析、経営層や所属長への課題共有や改善提案についても、引き続きご協力いただければと思います。今後もHoPEサーベイの利用により、ストレスチェック実施事務従事者の負担を軽減しつつ、円滑で効果的な運営を達成したいです。(吉留氏)
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HoPEヘルスケア・HoPEサーベイは、1946年に結核療養のための指導啓発雑誌「保健同⼈」を旗上げし、1969年には家庭医学書『家庭の医学』などを手掛けた保健同人フロンティアが提供する法人向けサービスです。
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