株式会社桃屋様
導入事例

外部カウンセラーの存在が、会社と従業員の橋渡しに!
カウンセリングに対する従業員の意識が変化した!

    株式会社桃屋

      管理本部 総務人事部
      担当課長 岡本正太さま


  株式会社桃屋様は1920年に創業されて以来、“良品質主義”と“広告宣伝主義”を企業理念として掲げていらっしゃいます。
 “良品質主義”では、こだわり抜いた原料の選別から徹底した品質管理まで、手間と時間を惜しまない、他社に真似のできない“桃屋らしい”
商品作りをされています。
 “広告宣伝主義”では、桃屋様の粋であたたかい「味」、おいしく楽しい「味」を発信されており、“役者の三木のり平さんの直筆のイラスト”をアニメ化し、お馴染みの「のり平アニメCM」は実に半世紀以上に渡り愛されていらっしゃいます。
 同社は2020年に100周年という大きな節目を迎えられ、最近では、桃屋様の商品をごはんのお供だけでなく、“料理のお供”としての使い方をご紹介する「かんたんレシピ」の開発や、長年培ってきた“にんにく”の知見を生かし、「睡眠の質の向上」と「日常生活で生じる疲労感の
軽減」のダブルの機能を持つ機能性表示食品「桃屋のいつもいきいき」の販売、海外市場への参入によって、次の100年に向けてファンを
広げていらっしゃいます。

 今回は、東京都中央区日本橋の本社にて、従業員のメンタルヘルスの管理に関する業務などを担当されている総務人事部の岡本さまに、
EAPサービス(従業員へのカウンセリング・相談サービス)導入の経緯や背景を伺いました。

 

背景

 

  • ストレスチェック法制化に伴い、受検後の不調者の受け皿として体制整備が必要だと考えた

 

決め手

 

  • ストレスチェックからメンタル不調者への対策まで、一貫したサポートを提供している
  • カウンセラーの品質が高く、信頼ができる
  • 全国で面接が受けられるので、全国のどの拠点でも対面カウンセリングが利用できる
効果
  • カウンセリングに対する従業員の意識が変化し、カウンセリングの活用が身近なものになった
  • 年間を通じて従業員がいきいきと働くためのセーフティーネットとして、カウンセリングを活用できるようになった
  • カウンセリングのみに終始せず、適宜カウンセラーや担当窓口と連携をとれるので会社と従業員間の橋渡しとして頼りになった

 

導入背景 ー不調者の対応を強化していきたいー 

ストレスチェック後の受け皿の整備

 私が所属している管理本部 総務人事部では、2015年のストレス
チェック法制化に伴いストレスチェックを実施する必要がありました。当時保健同人フロンティアの関連会社から紹介を受け、ストレスチェックを導入しました。
 会社の仕組みとして、ストレスチェックで高ストレス判定が出た
従業員や、小さなものでも悩みを抱えている従業員の受け皿を整備
したいと思っていました。


導入の決め手 ー全国で品質の高いカウンセリングの提供が可能にー

カウンセラーの品質を評価

 従業員支援プログラムの委託先は他にも検討をしましたが、保健同人フロンティアのEAPサービスを導入した決め手はいくつかありました。
 まずは、ストレスチェックからメンタルヘルス不調者への対応まで一貫して委託ができることです。
 また、当初はストレスチェック後のスポット的にカウンセリングの
利用を始めたのですが、私自身もカウンセリングを活用してみて、 カウンセラーの品質が高く、信頼できると思いました。そして当社は全国に営業所があり従業員がいますので、全国でカウンセラーと
従業員が対面カウンセリングできるということも魅力でした。

 その結果、ストレスチェックの受検に合わせたスポット利用では
なく、年間を通じたセーフティーネットの整備を目的として導入する
ことに決めました。

活用方法 ー従業員に使ってもらうため施策の実施ー

従業員の意識を変えることから着手

 EAPサービスを導入した直後は、実はあまり活用がされていませんでした。
もしかして「カウンセリング」という言葉が、従業員にとって抵抗感があったのかもしれません。そのため「カウンセリング」に対する
誤解を解いて正しい認識を浸透させることから始めました。

 担当者として実際にカウンセリングを受けたこともあります。
カウンセリング後は、「誰かに話を聞いてもらうだけで、こころが
楽になった」感覚がありました。そして「相談をするという一歩目を踏み出すことに勇気がいる」と実感しました。この体験談を従業員に発信したことで、従業員のカウンセリングへのイメージが変わって
いったのだと思います。

 そのほか、社内イントラでは、毎月提供してもらっている「相談事例」を発信し自分と同じような悩みを抱えて相談している人がいることを認識してもらったり、仕事以外のプライベートのことも相談ができるということを周知したりしました。工場勤務の従業員に向けては、
朝のラジオ体操の時間や、社員食堂に掲示をしたりしています。「相談事例」は人事担当者自身としても従業員に対応するときのヒントになっています。
 こうした地道な取り組みで、今では社内でのカウンセリングに対する意識も変わってきているように感じます。

得られた効果 ー従業員のフォロー体制の強化ー

外部カウンセラーの存在が、会社と従業員の橋渡しに

 年間を通じてセーフティーネットとしてカウンセリングが活用
できるようになったことで、従業員へのメンタルヘルスのサポート
体制強化につながり、社会情勢や環境の変化によるメンタル不調に寄り添うこともできるようになりました。
 
外部相談窓口ではありますが、相談者本人の了承を得た場合には、
相談者本人とカウンセラーの方、ときには担当窓口の方とも連携しながらカウンセリングを受けてもらうことができるので、カウンセラーの方には会社と従業員の間に立ち橋渡しをしてくれるクッション的な存在としても大変頼りにしています。


今後の方針

従業員への健康投資として

 当社は従業員に向けて積極的にEAPサービス利用の発信をしています。なぜならEAPサービスは、コストではなく従業員への健康投資と考えているからです。
 今後は、働く環境や業務の変化が生じやすい若手社員に向けて、
カウンセリングを受けることの大切さや理解を深めるための施策を
していきたいと思っています。


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