オリエンタルモーター株式会社様
導入事例

EAPサービスはメンタルヘルス対策における「伴走者」!
社員だけでなく、家族もカウンセリングを受けることが可能に!

 
オリエンタルモーター株式会社

   
   総務部 健康推進課 課長 今野 導さま
   総務部 健康推進課 主任 渡辺 真智子さま 




 オリエンタルモーター株式会社さまは、より高度な動きを実現する精密な小型モーターや電動アクチュエータ、ギヤヘッド、ドライバ、ファンなどさまざまな製品を開発・制作されていて、製品は産業、医療、食品、交通などのあらゆる分野で活躍されています。

 今回は東京都台東区の上野オフィスにて、健康推進を担当されている今野さまと、渡辺さまにお話しを伺いました。お二人が所属されている総務部では、「オリエンタルモーターで働く社員と家族の健康と、安心・快適に仕事ができる職場環境をつくりあげるとともに、仕事のやりがいと会社に誇りがもてるサポートをする」というミッションを掲げていらっしゃいます。

 

背景

 

  •  外部EAPサービスを導入し、複線的に相談ができる体制を整備したい

 

決め手

 

  • 地域差なく公平に全社員にEAPサービスを提供できる
  • 「出張面談」に対応しているので、カウンセラーが直接訪問してくれる
効果
  • EAPサービスを全拠点の社員に届けられるようになった
  • 社員の家族もカウンセリングを受けられるようになった
  • 社内のメンタルヘルス対策や対応のヒントをもらえた

 

導入背景 ー複線的に相談ができる体制整備ー 

「Our Company」という考え方に基づく社員への健康支援

 当社には「Our Company」という考え方があります。自分たちの会社は自分たちで良くしていこうという企業風土です。
 モーターを取り巻くビジネス環境は常に変化しております。その変化に対応していくためには、自律的に行動しよう、何事にもチャレンジしていこうと思考する社員が多い印象があります。当社の健康管理については、自律的に自己管理していこう、その自主性を支えることができるように会社が様々な施策を取り入れていこうという思いが根底にあり、かねてより、様々な健康施策に取り組んできました。
 当社は、仕事を進めるうえで、社内のコミュニケーション向上や『報連相』を大切にしています。仕事上の悩みや困ったことは上長や同僚に相談することが解決の早道であることはよく知られていますが、相談しにくいことやプライベートなことについて別に相談できる体制があると心強いものです。専門的なカウンセリングを受ける機会を提供するEAPサービスの存在は複線的に相談ができる体制として重要であると考えております。

導入の決め手 ー全国で対面カウンセリングが可能な「出張面談」ー

地域差なく全社員に公平にEAPサービスを提供したい

 保健同人フロンティアの「EAPサービス」は2004年に導入しました。
 その頃は「こころの健康」の重要性が社内外で高まり始めた時期であり、EAPサービスの導入について社外委託を検討していた時期でした。
 当社は全国に製造・開発を担当する事業所、販売を担当する支社・営業所が多数あり、同じ品質のEAPサービスを、地域差なく全社員に公平に提供できることが委託先選択の第一優先でした。全国の対面カウンセリングに対応していたのは、保健同人フロンティアのEAPサービスだけでした。カウンセラーが社員の自宅近くまで出向いて対面でカウンセリングをする「出張面談」という訪問型のサービスがあるので、カウンセリングを受けるために社員が移動する必要がない、という点が導入の決め手となりました。

活用方法 ー社内研修とセットで体験カウンセリングを実施ー

EAPサービスは、メンタルヘルス対策の一次予防

 希望する社員への対面カウンセリングの他に、近年は若手社員や中途入社社員に対しセルフケア研修とセットで体験カウンセリングも実施しています。
 配属後3か月~1年は、上司や同僚とのコミュニケーションや業務に関する悩みが出てくる時期ですので、この時期に体験カウンセリングを行っています。「ストレスチェックの結果を持参して気になるところを聞いてみるだけでもいいですよ」とハードルを下げて案内をしています。
 最初は体験カウンセリングでカウンセラーと何を話せばいいかわからないようですが、終了後は満足そうな様子がうかがえ好評です。電話やメールのカウンセリングだと「ことばのやり取り」になりますが、対面で行うことで「ことば以外の表情や様子」からもカウンセラーの方が読み取ってくれているのだと思います。
 対面カウンセリングについては、社員のみならず、社員のご家族にも利用していただいています。お子さんの不登校や、海外赴任中の配偶者や家族からの相談もありました。社員の家族の健康は、社員の健康にもつながっていると考えています。

 その他に個別のカウンセリングだけではなく、カウンセリングの視点から不調な社員へのアドバイスをいただいています。不調者に対し当社だけで対応することが難しいケースでは、一緒に対応を考えていただく場面もありました。
 時代とともに上司と部下との関わり方が変化していますので、ラインケアや社内のコミュニケーションという面でも、対応のヒントを頂いています。

運用 ー1年に1回は必ず全社員に周知ー

全員への周知と使ってもらいたい人への周知

 社員のEAPサービスの周知については、さまざまな方法で行っています。全社員に対し、毎年4月に対面カウンセリングの利用者カードを配布しています。EAPサービスを1年に1回必ず紹介すること心がけています。その甲斐もあり、EAPサービスの存在は広く認識していただいていると思っています。
 その他は、若手社員については体験カウンセリングという形でカウンセリングを知っていただく方法、ストレスチェック実施時の高ストレス該当者へEAPサービスの活用を促すメッセージを表示等、幅広く周知しています。また毎月保健同人フロンティアから配信されている「ニューズレター」「相談事例」を社内イントラへの掲載も好評です。配信内容は、季節に応じて旬な話題を取り上げていただいているため、多くの社員に興味を持って読んでいただいています。
 また、メンタルヘルス研修もあわせて委託させていただいています。セルフケア、アサーティブ、ラインケア、エゴグラム等のラインナップから各拠点で行いたい研修を選択してもらって実施をしています。

今後について ーフィジカル面でのサポートも期待ー

EAPサービスは、私たちの『伴走者』

 当社では拠点ごとのレクリエーションが充実しています。『レクリエーションビアガーデン(通称レクビア)』というイベントを毎年開催していまして、多くの社員がコミュニケーションの場として楽しみにしていました。しかし、コロナ期間はやむを得なく中止になりました。
 このようにコロナ禍で対面での社内コミュニケーションが行いにくい時期もありましたが、EAPサービスは止まることはありませんでした。対面でおこなっていた研修やカウンセリングは、リモート実施に切り替えて行うことができ、柔軟に対応していただきました。
健康経営の推進やメンタルヘルス対策においてEAPサービスはなくてはならないものになっています。これからも私たちの『伴走者』になってもらいたいと思います。

 また、保健同人フロンティアの提供サービスには、フィジカル面の健康課題に対応できるコンテンツもあると思いますので、これからはメンタルヘルスだけでなくフィジカル面の課題感についても相談できることを期待しています。
(写真:上野オフィスのショールーム)

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