お役立ちコラム

catch-img

健康管理システムの料金相場は?費用の内訳や導入時の注意点


健康管理システムを導入する際に課題となるのが利用料金です。

従業員の健康維持や担当者の負担削減に役立つ健康管理システムは、機能や導入形態により料金相場が大きく異なります。料金相場を把握していなければ、自社に適した健康管理システムを選択できません。

この記事では、健康管理システムの料金相場や内訳、導入時の注意点を紹介します。


目次[非表示]

  1. 1.健康管理システムの料金相場
    1. 1.1.①クラウド型 
    2. 1.2.②パッケージ型(オンプレミス型)
  2. 2.健康管理システムの導入にかかる費用の内訳
    1. 2.1.①システム検討費用
    2. 2.2.②初期費用
    3. 2.3.③月額費用
    4. 2.4.④オプション費用
  3. 3.健康管理システム導入時の注意点
    1. 3.1.①機能が多すぎて使いこなせない
    2. 3.2.②自社に合うシステムを選定するのが難しい
    3. 3.3.③費用対効果が見えにくい
  4. 4.まとめ


健康管理システムの料金相場

健康管理システムには、大きく分けてクラウド型とパッケージ型(オンプレミス型)の2種類があります。ここでは、それぞれの特徴と料金相場を解説します。

①クラウド型 

クラウド型の初期費用とランニングコストの相場は以下の通りです。

初期費用

6~60万円

ランニングコスト

1人あたり50~500円/月

クラウド型とは、自社サーバーではなくクラウド上で健康データを管理・運用する健康管理システムで、初期費用を安く抑えられる特徴があります。

初期費用の料金は『固定料金』か『従業員数×○円』の2通りに分かれており、セットアップ料金や健康データ移行、システム連携などが含まれています。

ランニングコストは、『従業員数×○円』で設定されており、利用できる機能やオプションにより単価が変わるのが一般的です。

②パッケージ型(オンプレミス型)

パッケージ型(オンプレミス型)の初期費用とランニングコストの相場は以下の通りです。

初期費用

100~300万円

ランニングコスト

30~35万円/月

パッケージ型とは、自社サーバーに専用ソフトをインストールし、社内ネットワークを介して運用する健康管理システムです。

初期費用には、サーバー設置や構築、システムパッケージの購入やシステムインストールが含まれています。

クラウド型とは違い自社でサーバーを設置・管理するため、専門のエンジニアが必要であり、それに伴いランニングコストも高額になります。


健康管理システムの導入にかかる費用の内訳

健康管理システムを導入する際は、さまざまな費用がかかります。ここでは、費用の内訳を詳しく解説します。

①システム検討費用

システム検討費用とは、健康管理システムを選ぶ際にかかる費用です。システム提供会社とのやり取りや比較検討、トライアルなどを担当する従業員の人件費がこれに該当します。

②初期費用

健康管理システムを導入する際は、初期費用がかかります。

前述の通り、初期費用の相場はクラウド型とパッケージ型で大きく変わりますが、設定期間が短く安いのはクラウド型です。

初期設定では、セットアップや他システムとの連携、データ移行などが必要になるため、これらが初期費用に含まれています。

③月額費用

月額費用は、健康管理システムを運用するのに必要なランニングコストです。機能が充実しているほど高額になり、『従業員数×○円』で月額費用が決まります。

④オプション費用

健康管理システムは、自社ニーズに応じてさまざまなオプションを付与できます。

付与できるオプションの例としては、健康診断の予約、支払い代行、産業医・保健師の派遣、セキュリティ強化などが挙げられます。

他社ではオプションだったサービスが基本料金に含まれているなど、それぞれのシステム会社で費用や項目は異なります。

各社を比較検討したうえで、最適なオプションを選択することが重要です。


健康管理システム導入時の注意点

最後に、健康管理システムを導入する際の注意点を3つ紹介します。

①機能が多すぎて使いこなせない

初めて健康管理システムを導入する場合は、機能が多すぎて使いこなせない可能性があります。

機能を使いこなせないと料金が高くなるだけで損をするため、導入検討の段階で必要・不要な機能を明確にし、導入時の混乱を抑えるようにしましょう。

②自社に合うシステムを選定するのが難しい

健康管理システムは、豊富な機能やサービスを備えて各社から提供されています。

自社に適したシステムを選択するためには、事前に自社の課題や問題を洗い出し、どのようなサービスが欲しいか明確にしておくことが重要です。

③費用対効果が見えにくい

健康管理システムは、導入しても費用対効果が見えにくいものです。

新しいシステムを導入する際は、費用対効果で良し悪しを判断するのが一般的ですが、健康管理システムは数値化できないため判断が難しくなります。

健康管理システムの良し悪しを判断する場合は、システムの有無による違いや、担当者の勤務時間がどのように変化したかなどを考えることが重要です。


まとめ

この記事では、健康管理システムの料金について以下の内容で解説しました。

  • 健康管理システムの料金相場
  • 健康管理システムの導入にかかる費用の内訳
  • 健康管理システム導入時の注意点

健康管理システムにはクラウド型とパッケージ型があり、それぞれで初期費用と月額費用の料金相場が大きく異なります。

また、初期費用と月額費用の他にも、システム検討時の人件費やオプション費用など、さまざまな費用がかかる点も忘れてはいけません。

健康管理システムを導入する際は、自社の課題や問題を解決できるものを選び、料金相場と比較しながら検討することが重要です。

今回ご紹介した内容の他に、健康管理システムの導入メリット、システムの選定のポイントや活用方法を簡単に解説した資料もご用意しておりますので、ぜひお役立てください。

保健同人フロンティアが開発した『HoPEヘルスケア』は、従業員の心身の健康に関するデータを一元管理できる健康管理システムです。

あらゆる健康に関するデータを収集することで、担当者さまの膨大な作業を効率化、こころと身体の専門家によるサポートで健康経営の悩みを総合的にバックアップします。

健康管理システムの導入を考えている場合は、ぜひお気軽にご相談ください。


  健康経営のための健康管理システム導入のススメ 健康管理システム導入のメリットや活用方法を『健康経営』の視点を交え、わかりやすく解説します。 株式会社保健同人フロンティア


  HoPEサービス資料ダウンロード HoPEサービスに関する詳しい資料“10分でわかる!健康管理・ストレスチェックシステム「HoPEサービス」”は当ページよりダウンロードのご請求が可能です。企業人事向け健康経営サービス、健康保険組合向け疾病予防サービスを数多く展開する保健同人フロンティアが、健康経営推進を後押しします。 株式会社保健同人フロンティア





健康経営の推進に悩んでいませんか?
私たちにお気軽にご相談ください

お電話でのお問い合わせはこちら
平日9:00~17:00
PC・スマホ
ご不明な点はお気軽に
お問い合わせください
お役立ち資料はこちらから
※コラムの更新やお得な情報をお届けします。

人気記事ランキング


ロゴ_保健同人フロンティア
HoPEヘルスケア・HoPEサーベイは、1946年に結核療養のための指導啓発雑誌「保健同⼈」を旗上げし、1969年には家庭医学書『家庭の医学』などを手掛けた保健同人フロンティアが提供する法人向けサービスです。
自ら「健康経営」を体現し、Well-beingな社会を目指して企業・団体様をサポートします。
ロゴ_健康経営優良法人2023
ロゴ_プライバシーマーク
ロゴ_ISMS
ロゴ_JSA
ロゴ_EAP
ページトップへ戻る