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ストレスチェックサービス7社を徹底比較!失敗しない選び方と注目すべきポイント

ストレスチェックを実施するには、計画から実施、フィードバックに至るまで多くの時間と労力を要します。

日々のコア業務に集中するあまり、ストレスチェックの実施後の分析やフィードバックがおそろかになっている担当者様もいるのではないでしょうか。

そのような場合、ストレスチェックを効率的に実施・管理できるサービスを導入すれば、業務負担の軽減や効果的な職場環境改善の施策につなげられます。

この記事では、ストレスチェックサービス7社をメーカー別に紹介し、失敗しない選び方について詳しく解説します。


目次[非表示]

  1. 1.ストレスチェックサービスとは
  2. 2.外部サービスのストレスチェックを利用するメリット
  3. 3.失敗しないストレスチェックサービスの選び方
  4. 4.ストレスチェックサービス7社を徹底比較
    1. 4.1.①HoPEサーベイ(株式会社保健同人フロンティア)
    2. 4.2.②ストレスチェッカー(株式会社HRデータラボ)
    3. 4.3.③WELSA(インフォコム株式会社)
    4. 4.4.④ORIZIN(株式会社ドリームホップ)
    5. 4.5.⑤mediment(メディフォン株式会社)
    6. 4.6.⑥Carely(株式会社iCARE)
    7. 4.7.⑦ドクタートラスト(株式会社ドクタートラスト)
  5. 5.まとめ


ストレスチェックサービスとは

ストレスチェックサービスは、専門会社が提供するストレス評価と分析をサポートするサービスのことです。

一般的には、ストレスチェックを効率化するためのツールやシステムが専門会社から提供され、職場環境の分析や改善に関するアドバイスまで受けることができます。

ストレスチェック自体は、自社にストレスチェックに詳しい人材や産業医がいれば、社内で完結することが可能です。

しかし、ストレスチェックに関わる人材の確保が難しいため、社内に担当者を設置してストレスチェックを行うと、業務負担が大きくかかるデメリットがあります。

自社に必要な機能や、専門職によるサポートが備わった外部のストレスチェックサービスを利用すれば、より効果的にストレスチェックを実施できます。


外部サービスのストレスチェックを利用するメリット

外部サービスを利用したストレスチェックは、専門家による細やかな分析レポートに基づいたアドバイスを受けられ、ストレス改善の取り組みがしやすいのがメリットです。

ストレスチェックは、設問の準備や実施、フォローアップなどに関わるさまざまな業務負担が発生しますが、外部サービスの利用でこれらの工数を削減できます。

さらに、第三者となる会社がストレスチェックを実施するため、秘匿性が高いのもメリットのひとつです。そのため、ストレスチェックの結果を社内の人間に知られたくないという従業員の受検率向上にも期待できます。


失敗しないストレスチェックサービスの選び方

ストレスチェックサービスを導入する際は、受検手段の多様さや委託業務の範囲などのポイントに着目し、自社に最も適したストレスチェックサービスの選定をする必要があります。


▼ストレスチェックサービスの重要な選定ポイント

  • 受検手段の多様さ
  • 委託できる業務範囲の種類
  • 従業員へのフォロー体制の有無
  • セキュリティの強度


ストレスチェックの受検方法は、多様であるほど受検率を向上しやすくなります。

主な受検方法としては、Web受検と紙のアンケートがあげられ、Web受検ならパソコンやスマートフォンなどのデバイスにも対応しているため、受検を促進しやすいです。

昨今は外国人労働者が増加しているため、言語選択が可能かどうかも選定ポイントに含まれます。

ストレスチェックにかかる業務負担を軽減させたい場合は、実施者と実施事務従事者のどちらも委託できるか確認しておく必要があります。

ストレスチェックの実施で高ストレス者判定が出た場合、専門家による面接指導のフォローが必要です。そのため、フォロー体制が整っているサービスであれば、スムーズに面接指導を行えます。

オンライン上でストレスチェックを実施する場合は、厳重なセキュリティが必要なため、プライバシーマークを取得しているサービスの選定が重要です。


ストレスチェックサービス7社を徹底比較

ここでは、主要なストレスチェックサービス7社をメーカー別に紹介します。

①HoPEサーベイ(株式会社保健同人フロンティア)

保健同人フロンティアの『HoPEサーベイ』は、独自の尺度を備えたストレスチェックで離職リスクと生産性を見える化し、健康経営の促進をサポートするサービスです。


▼『HoPEサーベイ』の特徴

  • 部署や性別、年代などの細やかな分析で各社の実情に即した対応が可能
  • Web受検やスマホ受検、紙ベースの受検に対応しており、英語版の機能も搭載 
  • Well-beingスコアやストレッサー、エンゲージメントのグラフ化で従業員の心身状態を可視化


HoPEサーベイは、従業員の健康状態の可視化につながるWell-being(身体的・精神的・社会的に良好な状態)スコアを網羅したストレスチェックを提供しており、ストレス値を多角的に検出できます。

EAPコンサルタントによる分析やアドバイスも受けられ、理想的な健康経営の実現が望めます。

また、相談窓口や職場環境改善、研修といったストレスチェック後必要なサポートも充実しており、ストレスチェックの実施から改善活動まで一気通貫で行うことが可能です。

②ストレスチェッカー(株式会社HRデータラボ)

株式会社HRデータラボの『ストレスチェッカー』は、80問版のストレスチェックの運用と、実施・管理における豊富なカスタマイズ機能、高いセキュリティ機能を備えたストレスチェックサービスです。


▼『ストレスチェッカー』の特徴

  • 豊富なカスタマイズ機能で受検しやすいストレスチェックを実現
  • 不正アクセスと改ざんを防ぐセキュリティ機能で従業員の個人情報を保護
  • Web代行プランや無料プランなどの多様なプランの選択ができ、必要なサービスの導入が可能


ストレスチェッカーは、57項目と80項目のストレスチェックに対応しており、必要に応じた内容の選択ができます。

Web代行プランは、ストレスチェックにかかる業務負担の軽減だけでなく、受検率と回答の正確性の向上、事業場の状況に合わせた提案によるサポートも行います。

③WELSA(インフォコム株式会社)

インフォコム株式会社の『WELSA』は、職業性ストレス簡易調査票57問と新職業性ストレス簡易調査票80問を備えており、受検者の管理やメールによる案内ができるサービスです。


▼『WELSA』の特徴

  • 高ストレス者の自動判定機能でストレスチェック管理にかかる工数の削減
  • 健康リスクの評価分析機能で組織全体の健康課題の早期発見が可能
  • 健康セミナーや健康増進アプリの提供で迅速に健康対策に取り組める


WELSAは、健康診断とストレスチェックの豊富な管理機能や、健康リスクの分析に基づいた重大疾病の発症リスクの予測機能を備えています。

30種類の健康セミナーや健康ミッションを進めるすごろくゲームなどの健康対策機能も充実しているため、従業員にとっても健康課題の改善に取り組みやすいです。

④ORIZIN(株式会社ドリームホップ)

株式会社ドリームホップの『ORIZIN』は、法令に順守したストレスチェックを実施でき、相談窓口や研修、医師の派遣などの周辺サービスも提供しています。


▼『ORIZIN』の特徴

  • 多角的な集団分析機能で心理状態とストレスの因子を算出
  • 有資格者や経験者によるサポートで組織の健康課題を適切にサポート
  • 受検率の確認や受検勧奨メールの設定ができるシステム機能は直感的に操作できる


ORIZINは、ストレスチェックで従業員の心理相関図を見える化し、職場環境の問題を容易に把握できます。

専任担当者によるサポートや従業員のフォロー体制も充実しているため、効果的かつ効率的にストレスチェックの流れを実施できます。

⑤mediment(メディフォン株式会社)

メディフォン株式会社の『mediment』は、ストレスチェックだけでなく健康診断のデータの一元管理ができるサービスです。


▼『mediment』の特徴

  • ストレスチェックや健康診断のみのプラン、両方を兼ねたプランを選べる
  • 多言語対応機能で外国人従業員の健康を支援
  • ワンストップサービスでストレスチェックの業務効率をアップ


medimentは、従業員の健康データの一元管理機能によって、ストレスチェックのみならず健康管理に関わる工数を大幅に削減できます。

健康診断やストレスチェックの実施から労働基準監督署への報告までの業務が、システム内で完結します。

⑥Carely(株式会社iCARE)

株式会社iCAREの『Carely』は、健康経営の改善サイクルの実現を目的としたトータルソリューションサービスです。


▼『Carely』の特徴

  • ストレスチェックを含めた健康管理システムで組織の健康状態を可視化
  • 使いやすいシンプルな操作画面で管理業務を短時間で完了できる
  • 常に最新のセキュリティ対策を備えており、法改正にも随時対応できる


Carelyは、健康経営に必要な健康データの活用と社内体制の構築、専門家の知見によるサポートが揃っており、あらゆるフェーズに対応しています。

ストレスチェックはもちろん、健康診断や長時間労働、面談件数などの健康情報を網羅して、課題の提議から解決までのサポートが可能です。

⑦ドクタートラスト(株式会社ドクタートラスト)

株式会社ドクタートラストの『ドクタートラスト』は、ストレスチェック実施前の準備から、職場環境改善までワンストップでサポートするサービスです。


▼『ドクタートラスト』の特徴

  • ストレスチェック分析のプロによるストレス課題の傾向の明瞭化
  • 分析結果に基づいたセミナーの実施で職場環境改善の効率化
  • ストレスチェック結果の偏差値化で平均的な数値との比較が容易


ドクタートラストは、ストレスチェック実施における社内ルールの策定をサポートし、ストレスチェックと集団分析のフィードバックを基に職場環境改善の施策を講じます。

ストレスチェックに関わる全体的なサポートを受けられるため、業務負担をかけることなくストレスチェックに取り組めます。


まとめ

この記事では、メーカー別にストレスチェックサービスの機能について以下の内容で解説しました。

  • 外部サービスのストレスチェックを利用するメリット
  • ストレスチェックサービスの選定ポイント
  • ストレスチェックサービス7社の特徴

外部のストレスチェックサービスの利用は、専門家による分析や工数の削減、個人情報の秘匿性の強化など、さまざまなメリットが得られます。

ストレスチェックサービスの選定ポイントとしては、受検手段の多様さや委託業務範囲の種類、従業員へのフォロー体制、セキュリティの強度があげられます。

保健同人フロンティアが提供する『HoPEサーベイ』は、Well-beingスコアやストレッサー、エンゲージメントを可視化して会社の健康課題を明確にするサービスです。

洗い出された健康課題に対する多面的な分析で、より具体的な職場環境改善施策を検討できるようになります。

『HoPEサーベイ』の導入でストレスチェックの受検率の向上を実現した事例や、ストレスチェックに活用できる具体的な機能について、わかりやすく解説した資料を無料公開していますので、ぜひこの機会にご覧ください。

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監修者:保健同人フロンティア 黒坂泉
監修者:保健同人フロンティア 黒坂泉
企画マーケティング室 企画マネージャー 臨床心理士/健康経営エキスパートアドバイザー 大学院修了後、EAP企業にて、心理学の知見に基づいた企様々な業向けのメンタルヘルスケアサービスの企画・開発。従業員向けのゲーム研修開発や睡眠改善プログラムアプリサービスの企画開発を行う。現在は、企業人事向けの健康経営支援サービス開発の他、新規事業企画、マーケティング戦略企画・実行を担当する。また、大学との共同研究にも参加し、第30回日本産業ストレス学会(2022年)にて、当社が独自に開発した「職業性レジリエンス向上研修」の効果検証について発表を行った。

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